心的外傷およびストレス因関連症群なら岡崎市の岡崎メンタルクリニック

幅広い年齢層・症状に対応しているメンタルクリニック

〒444-0871 愛知県岡崎市大西3丁目7−13

心的外傷およびストレス因関連症群 TRAUMA

代表的な疾患

適応反応症とは?

環境の変化や身の回りに対して
強いストレスを感じる場合は
ご相談ください

適応反応症は、転勤や転居、進学や就職などの環境の変化によって強いストレスを感じ、日常生活や社会生活に支障をきたす疾患です。発症原因となるストレスを取り除くことがメインの治療となりますが、ストレスが解消されなければ症状が続く可能性があります。うつ病と症状が似ている部分も多いですが、適応反応症の場合、発症要因となるストレスが解消されれば症状が速やかに回復するのが特徴です。

こんな症状はご相談ください
  • なにをしても楽しくない
  • 物事を悪い風にしか考えられない
  • 外出するのが苦痛
  • 気づいたら泣いている
  • 人付き合いがめんどくさいと感じる
  • 生活に対して強い不安を感じる
  • 会社や学校に行けなくなった
  • めまいや頭痛、倦怠感が長く続く

治療について

休養のための環境づくり

適応反応症は、ストレスの原因が明確であるため、そのストレス因を解消する、もしくは遠ざかることが治療となります。仕事がストレスであれば休職することで症状の改善が期待できるでしょう。しかし、ストレスの原因から遠ざかることが難しい場合もあり、そういったケースでは休養をとるためにどのような環境をつくればよいか、患者さまと一緒に考え、アドバイスを行います。

心理療法(カウンセリング)

心理療法は、対話をメインに患者さまの内面を理解し共感することによって、精神的な安定を持っていただく治療法です。心理療法は大きく分けて、「支持的精神療法」「認知行動療法」「マインドフルネス」などの様々な種類があります。患者さまのお悩み、現在置かれている状況を詳しくお伺いし、適切な心理療法を行います。無理にお答えいただく必要はございませんので、まずはお答えいただける範囲でご様子をお伝えいただければと思います。

支持的精神療法

精神疾患に対する基本的な心理療法です。治療者と患者さまが対話を通じて、患者さまの感情や考えを整理し、本人が気づいていない感情を発見し精神的な回復を促進していきます。患者さまを否定したり断定したりせず、共感的な姿勢で接することが重要です。

認知行動療法

患者さまの「認知」(ものごとの捉え方)に働きかけることで、問題解決を図る治療法の総称です。陥りがちな考え方のパターンに気づいてもらい、出来事に対する考えを見直したり、考えの幅を広げたりすることで気分を楽にするよう促していきます。もともとは、うつ病に対する精神療法として開発したものですが、うつ病以外にも、不安症や強迫症など多岐にわたる疾患に治療効果と再発予防効果があると言われています。

マインドフルネス

マインドフルネスは、仏教瞑想とヨガを組み合わせたものであり、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観察すること」と定義されています。この方法の基本は呼吸法で、背筋を伸ばし、体の緊張を解き、呼吸を感じられる部分に意識を集中させます。過去の苦しい経験や将来への不安を感じるかもしれませんが、静かに呼吸に注視します。その際、「こんなことを考えてはいけない」と思うのではなく、何に注意が向いたのかを確認したらすぐに呼吸に意識を戻します。次第に全身で呼吸を感じるようになり、このプロセスを繰り返します。

薬物療法

適応反応症の場合、薬物療法は補助的なものになりますが、患者さまの希望や症状によっては、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬の使用が有効な場合があります。

PTSD
(心的外傷後ストレス症)
とは?

過去のトラウマによるお悩みは
当院までご相談ください

PTSDとは、過去のトラウマ体験が1ヵ月以上たっても、何度も繰り返し思い出されたり、その出来事に関連した悪夢を見たりする状態のことを指します。暴力、事故、戦争などの過酷な出来事が、フラッシュバックや恐怖、回避や過覚醒などの症状を引き起こします。激しい不安、不眠、過度の警戒心などから、日常生活に支障をきたすこともあります。専門家による早期の介入が大切で、放置すると症状が数ヵ月・数年と続く場合があります。
過去のトラウマ体験が一ヵ月以内なら急性ストレス症と診断されます。

こんな症状はご相談ください
  • 過去に命にかかわる体験をしたことがある
  • 過去のトラウマを繰り返し思い出すことがある
  • 1ヵ月以上悪夢を見ている
  • 嫌な思い出をいきなり思い出すことがある
  • 恐怖で夜眠ることもできない

治療について

心理療法(カウンセリング)

心理療法は、対話をメインに患者さまの内面を理解し共感することによって、精神的な安定を持っていただく治療法です。心理療法は大きく分けて、「支持的精神療法」「認知行動療法」「マインドフルネス」などの様々な種類があります。患者さまのお悩み、現在置かれている状況を詳しくお伺いし、適切な心理療法を行います。無理にお答えいただく必要はございませんので、まずはお答えいただける範囲でご様子をお伝えいただければと思います。

支持的精神療法

精神疾患に対する基本的な心理療法です。治療者と患者さまが対話を通じて、患者さまの感情や考えを整理し、本人が気づいていない感情を発見し精神的な回復を促進していきます。患者さまを否定したり断定したりせず、共感的な姿勢で接することが重要です。

認知行動療法

患者さまの「認知」(ものごとの捉え方)に働きかけることで、問題解決を図る治療法の総称です。陥りがちな考え方のパターンに気づいてもらい、出来事に対する考えを見直したり、考えの幅を広げたりすることで気分を楽にするよう促していきます。もともとは、うつ病に対する精神療法として開発したものですが、うつ病以外にも、不安症や強迫症など多岐にわたる疾患に治療効果と再発予防効果があると言われています。

マインドフルネス

マインドフルネスは、仏教瞑想とヨガを組み合わせたものであり、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観察すること」と定義されています。この方法の基本は呼吸法で、背筋を伸ばし、体の緊張を解き、呼吸を感じられる部分に意識を集中させます。過去の苦しい経験や将来への不安を感じるかもしれませんが、静かに呼吸に注視します。その際、「こんなことを考えてはいけない」と思うのではなく、何に注意が向いたのかを確認したらすぐに呼吸に意識を戻します。次第に全身で呼吸を感じるようになり、このプロセスを繰り返します。

薬物療法

PTSDには、SSRIという抗うつ薬を使用します。トラウマによる症状の改善はもちろん、合併しやすいうつ病や不安障害などにも効果が期待できます。副作用も少なく、非常に使いやすいお薬となっています。当院も患者さまの治療負担を軽減できるよう、必要最小限のお薬での治療を心掛けております。

よくあるご質問

Q

転職をしてから体調がずっと悪い。

急激な環境の変化によって、強いストレスを感じたり、不安を感じたりする場合に、身体に不調が現れる場合があります。慢性的な不調が続いて、特に病気の診断がない場合は一度当院までご相談ください。

Q

PTSDの自覚症状はありますか?

過去につらい・恐ろしい経験を体験した人は、無意識にその経験を思い出さないように、人に話したり、打ち明けたりすることが少ないです。そのため周囲からPTSDであることが気づかれにくく、一人で抱え込んでしまう傾向があります。つらい・怖い・耐えられないと思うようなことがございましたら、当院までご相談ください。