
「最近家族にいびきを指摘されるようになった」
「しっかり寝たはずなのに、朝から喉がカラカラだし体が重い」
このような悩みを持つ女性が、40代後半から50代にかけて増加すると言われています。
一般的に「いびきは男性のもの」というイメージが強いですが、更年期を境に女性のいびきリスクは高まると言われているのです。
この記事では、愛知県岡崎市の岡崎メンタルクリニックが女性のいびきに関する原因と、更年期にいびきがひどい状態になりやすい理由を詳しく解説します。
目次
■なぜ女性は更年期に「いびき」がひどくなるの?
女性の呼吸を守っているのは、2つの女性ホルモンです。更年期に伴いこれらの分泌が低下することが、いびきの直接的な原因となります。
◎プロゲステロンの減少と気道の緩み
プロゲステロン(黄体ホルモン)には、上気道を広げるあごの周りや喉の筋肉を刺激し、気道の開通性を保つ重要な働きがあります。
このホルモンが減少することで喉の筋肉の緊張が維持できなくなり、寝ている間に気道が狭くなって「いびき」が発生しやすくなるのです。
◎エストロゲンの減少と身体的変化
エストロゲン(卵胞ホルモン)の減少は、脂質代謝に影響を与えると言われています。更年期以降、首の周りや舌の付け根に脂肪がつくと、物理的に空気の通り道が圧迫されるリスクが高まるのです。
また、喉の粘膜の潤いも失われやすくなるため、いびきが大きくなる要因となると言われています。
■更年期特有の「いびき悪化」を招く原因
ホルモン変化に加え、更年期世代特有の不調がいびきや睡眠呼吸障害をさらに加速させる可能性があります。
◎中途覚醒と不眠の悪循環が起きる
ホットフラッシュ(ほてり)や発汗で夜中に目が覚めることで、睡眠の連続性が失われます。眠りが浅い状態では呼吸のリズムも不安定になりやすく、いびきをかきやすい環境を作りやすいとも言われています。
◎自律神経の乱れと喉の乾き
自律神経の失調は唾液の分泌を減らし、口の中が乾燥しやすくさせます。乾燥した粘膜は摩擦が大きくなるため、呼吸のたびにひどいいびき音を発生させる原因となるのです。
■「たかがいびき」と放置しない!受診のサインとは
女性の場合、「恥ずかしい」「年だから仕方ない」という思いから病院への相談をためらう方が少なくありません。
しかし、いびきは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」という病気のサインの可能性もあります。
以下の症状に心当たりはありませんか?
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起床時の頭痛や喉の激しい乾き
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日中、家事や運転中に耐えられないほどの眠気に襲われる
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夜中に息苦しくて目が覚める、または何度もトイレで起きる
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家族から「睡眠中に呼吸が止まっている」と指摘された
日本呼吸器学会のガイドラインでも指摘されている通り、女性のSASは男性に比べて「いびきが目立たない」「不眠や倦怠感として現れる」という特徴があり、見逃されてしまうケースも多いのです。
■女性のいびき治療なら岡崎メンタルクリニック
女性のいびきは、更年期という大きな変化の時期に起こる、生理的なメカニズムに基づいたものです。
ホルモンの減少による影響を正しく理解し、適切なケアを行うことは、いびきを止めるだけでなく、高血圧や心疾患などの将来の健康リスクを減らすことにも繋がります。
「最近眠りの質が変わったな」と感じたら、一人で悩まずに岡崎メンタルクリニックへご相談ください。