閉塞性睡眠時無呼吸症候群とは?|岡崎市の心療内科|岡崎メンタルクリニック

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閉塞性睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠中の無呼吸は早めにご相談ください

閉塞性睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に上気道と呼ばれる空気の通り道が完全に閉じてしまうことで、無呼吸あるいは低呼吸が生じる病気です。空気の通り道が塞がれることで、イビキ音が生じ、満足な呼吸ができないために、あえぎ呼吸や睡眠中の呼吸苦などの症状が出現します。また、心臓にも負担がかかるため、夜間頻尿なども見られます。結果として、睡眠の質が低下し、不眠や日中の眠気や倦怠感なども出現するため、交通事故や学業・仕事の作業効率の低下、うつ状態等を来します。
原因として最も有名なものは肥満で、体重増加により、のどに脂肪が蓄積して気道が狭くなることがその理由とされています。また肥満以外にも様々な要因があり、例えば、顎の骨格(下顎骨が小さいなど)やのどの奥の形(扁桃腺や口蓋垂が大きいなど)などの理由でも空気の通りが悪くなり易く、無呼吸の原因となります。
放置しておくと、血管に負担を来すため、高血圧や不整脈、心不全、脳卒中などを引き起し、突然死の原因ともなります。また、無呼吸がストレスとなり、インスリンの働きが悪くなることで糖尿病にもかかりやすくなると言われています。
こうした様々な問題を引き起こす閉塞性睡眠時無呼吸症候群ですが、世界的にみて肥満が少ない日本においてもその有病率は高く、男性で4%、女性で2%となっています。これには上述した顎の骨格やのどの形が影響していると考えられており、アジア人は欧米人と比べて①首が短くて太い②下顎があまり発達していない③鼻が低いため口呼吸が多いからではないかと言われています。

こんな症状はご相談ください
  • 睡眠中に呼吸がとまっていると指摘された
  • いびきがうるさいと指摘された
  • 日中に強烈な眠気におそわれる

岡崎メンタルクリニック
医師

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