
「季節の変わり目になると、急にいびきが増えた」
「しっかり寝ているはずなのに、日中の眠気が強い」
そんなお悩みはありませんか?
春や秋などの季節の節目は、一年の中でも「いびき」が悪化しやすい時期と言われています。その理由には、花粉症による鼻づまりや寒暖差がもたらす自律神経の乱れが関わっています。
この記事では、愛知県岡崎市の岡崎メンタルクリニックが、季節の変化といびきの関係を詳しく解説します。
目次
■なぜ「季節の変わり目」にいびきが悪化するの?
季節の変わり目には、空気の通り道である「気道」を狭くして、いびきを発生させる3つの大きな要因が重なります。
◎花粉症による鼻づまり(鼻閉)
春のスギ・ヒノキ、秋のブタクサやヨモギなど、花粉症による鼻づまりは、いびき原因にななることがあります。
鼻が詰まると、私たちは無意識のうちに「口呼吸」に頼るようになります。口呼吸をすると喉の周りの筋肉が緩みやすくなり、寝ている間に舌の付け根(舌根)が喉の奥へと落ち込みやすくなるのです。
◎寒暖差と自律神経の乱れ
「寒暖差疲労」という言葉があるように、急激な気温の変化に体が対応しようとすると、自律神経が過剰に働いて疲弊しやすくなります。
自律神経は睡眠中の呼吸や筋肉の緊張をコントロールしているため、バランスが乱れると喉の周りの筋肉が緩みすぎ、鼻粘膜がむくんで、空気の通り道が狭くなってしまうと言われています。
◎寝具や寝室環境の変化
季節の変わり目は室温調節が難しく、夜中に暑くて目が覚めたり、逆に冷えを感じたりと、眠りの質が不安定になりがちです。浅い眠りが続くと呼吸も不安定になり、いびきをかきやすい状態を作り出してしまいます。
■花粉症と寒暖差がいびき・無呼吸を招く理由
いびきは、狭くなった気道を空気が通る際に粘膜が振動する音ですが、悪化すると「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」へと発展する恐れがあります。
鼻が詰まっていると、肺に空気を送り込むために通常よりも強い力で空気を吸い込もうとします。このとき、喉の組織が内側に引き込まれ、気道が完全に塞がってしまうことがあり、それが「無呼吸」の原因と言われているのです。
鼻づまりだけで完全に呼吸が止まることは稀ですが、次のような「身体的な特徴」が加わるとリスクが上がります。
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肥満傾向の方
首周りの脂肪が外側から気道を圧迫しているため、少しの鼻づまりでも気道が閉塞しやすくなります。
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顎が小さい方
日本人に多い特徴ですが、舌を収めるスペースが狭いため、口呼吸になるとすぐに舌根が沈み込み、無呼吸に陥りやすくなります。
■季節のいびきを予防・改善するセルフケアと生活習慣
環境調整や生活習慣を少し工夫するだけで、気道の閉塞を防ぎ、いびきを軽減させることが可能です。
◎鼻呼吸を守る「環境調整」
花粉症の方は、何よりも「鼻を通すこと」が先決です。寝室に花粉を持ち込まないよう、帰宅後すぐに洗顔や入浴を済ませ、空気清浄機を活用しましょう。
また、空気が乾燥すると鼻の粘膜が腫れやすくなるため、加湿器で湿度50〜60%を維持するのも有効です。
◎自律神経を整える「入浴と節酒」
寒暖差による自律神経の乱れを整えるには、就寝の90分ほど前に40度前後のお湯に浸かるのが理想的と言われています。深部体温が適切に下がることでスムーズに入眠でき、呼吸も安定するのです。
また、寝る前のアルコールはいびきを劇的に悪化させます。アルコールには筋肉を緩める作用があるため、季節の変わり目で疲れが溜まっているときは、お酒を控えるだけでもいびきの抑制につながってしまうので気を付けましょう。
◎「横向き寝」の習慣化
仰向けで寝ると重力によって舌が喉に落ち込みやすいため、抱き枕などを使って横向きに寝る工夫をしてみてください。気道が確保され、いびきや無呼吸が大きく改善されるケースも少なくありません。
■改善しないいびきに悩むなら岡崎メンタルクリニックへ
季節の変わり目のいびきは、「時期が過ぎれば治るだろう」と軽く考えられがちです。しかし、花粉の時期の鼻づまりや体調不良がきっかけとなり、潜在的にもっていた睡眠時無呼吸症候群が表面化しているケースもあります。
「日中の強い眠気がある」
「起床時に頭痛がする」
「家族からいびきがうるさいと言われた」
このような状況の方は、愛知県岡崎市にある岡崎メンタルクリニックへいつでもご相談ください。