
「最近、いびきが大きくなったと言われる」
「しっかり寝ているはずなのに、疲れが取れていない」
このようなお悩みはありませんか?
多くの方は、いびきを「体型」や「体質」の問題だと考えがちです。しかし、実は運動不足によっても生じている可能性があるのをご存知ですか?
この記事では、愛知県岡崎市の岡崎メンタルクリニックが、運動不足がいびきを悪化させる理由と、呼吸の筋トレについて詳しく解説いたします。
目次
■なぜ「運動不足」がいびきの原因になる可能性があるのか
いびきの主な原因は、睡眠中に気道が狭くなり、空気が気道を通る際に粘膜が振動することです。運動不足は以下の理由でこの状態を加速させてしまう可能性があります。
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喉の筋力低下
喉や舌を支える筋肉は、使わなければだんだんと衰えてしまいます。筋力が落ちると、就寝中に重力で舌の付け根(舌根)が喉の奥へ落ち込み、気道を塞ぐことでいびきの原因となることがあります。
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脂肪の蓄積
運動不足による体重増加は、首周りに脂肪をつけます。これが外側から気道を圧迫し、空気の通り道を物理的に狭くしてしまうことで、いびきの原因となるケースも考えられます。
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自律神経の乱れ
運動不足になると睡眠中の呼吸リズムが不安定になり、いびきを誘発しやすくなります。自律神経の乱れを感じている人は、運動不足と睡眠不足になっている可能性があるでしょう。
■いびき対策のために、今日からできる“呼吸の筋トレ”
いびきの原因となっている気道を広げる力を取り戻すための、“呼吸の筋トレ”をご紹介します。
◎口腔咽頭エクササイズで舌・喉を鍛える
舌や軟口蓋、喉の筋肉を動かす「口腔咽頭エクササイズ(口腔筋機能療法:MFT)」は、米国の比較試験で効果が確認されています。
具体的な方法は次の通りです。
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舌を上顎に押し当てる
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前後左右に大きく動かす
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口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」と動かす
このような運動を、1日数回・継続して行うことが推奨されています。
◎有酸素運動で気道周りの脂肪を減らす
1日20〜30分のウォーキングなどの有酸素運動も、体重管理を通じて気道周りへの脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。
鼻から吸ってお腹を膨らませる腹式呼吸を意識しながら歩くことで、呼吸を整える習慣にもつながります。歩き方や呼吸を意識した運動習慣を身につけていきましょう。
■セルフケアだけで大丈夫? 受診すべき「目安」
口腔咽頭エクササイズは有効なセルフケアですが、中には専門的な治療が必要な「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」が隠れている場合もあります。SASを放置すると高血圧・心疾患・脳卒中などのリスクを高める可能性があるため、注意が必要です。
以下のサインがある場合は、早めに専門外来を受診することをおすすめします。
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無呼吸の指摘:「寝ている間に息が止まっている」「いびきがうるさい」と言われた
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日中の耐えがたい眠気: 仕事中や運転中に、意識が飛ぶほどの眠気がある
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起床時の不調: 朝起きた時に頭痛がする、あるいは喉が激しく渇いている
受診に無駄な事はありません。迷ったら早めに受診してくださいね。
■いびきのことなら岡崎メンタルクリニックへ
いびきは体からのSOSです。運動不足を解消し、喉の筋肉をケアすることは、質の高い睡眠への第一歩となります。
しかし、いびきの原因は骨格や鼻の疾患など多岐にわたります。「疲れているだけ」と放置せず、一度専門の外来でチェックを受けることは、将来の生活習慣病リスクを減らすことにも繋がります。
愛知県岡崎市にある岡崎メンタルクリニックでは、自宅で手軽に行える検査を通じて、あなたのいびきの本当の原因を探り、適切な対策をご提案しています。
運動習慣を見直すとともに、専門家の力を借りて、健やかな眠りを取り戻してみませんか?