PMS・PMDDで病院に行くべき? 受診の目安と産婦人科と心療内科の区別|岡崎市の心療内科|岡崎メンタルクリニック

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PMS・PMDDで病院に行くべき? 受診の目安と産婦人科と心療内科の区別


「生理前になると、イライラしてしまう」

「心に余裕がなくて、自分を責めてしまう」


このような経験はありませんか?


生理前の不調は多くの女性が経験するものですが、なかには適切な治療が必要な「PMS(月経前症候群)」や、精神症状が深刻な「PMDD(月経前不快気分障害)」が隠れている場合があります。


しかし、いざ受診しようと思っても、「病院に行くべきか迷う」「産婦人科と心療内科、どちらが正しいの?」と立ち止まってしまう方も多いですよね。


この記事では、愛知県岡崎市の岡崎メンタルクリニックが、受診を検討すべき具体的な目安と、それぞれの診療科の特徴を解説します。


■「いつ病院に行くべき?」迷った時のチェックリスト


生理前の不調を「女性なら誰にでもある」「毎月のことだから我慢すればいい」と考えていませんか?


受診を検討する際の大きな判断基準は、症状の「強さ」と「日常生活への影響」です。


◎受診の目安になる症状

①対人関係への影響

感情をコントロールすることが難しく、パートナーなど周りの人に強く当たってしまい、後悔することを繰り返しやすい。


②社会生活の困難

強い倦怠感や集中力の低下、あるいは気分の落ち込みによって、仕事や学業、家事を普段通りにこなすことができない。


③精神的な危機感

絶望感や自責の念に襲われ、「自分なんていなければいい」といった思いが頭をよぎることがある。


④自己コントロールの喪失

普段なら流せるような些細なことに反応し、不安になりすぎたり、涙が止まらなくなったり、パニック状態になったりする。


これらの症状が生理の1〜2週間前から現れ、生理が始まると同時に、あるいは数日以内に「嘘のように消える」のであれば、ホルモンバランスに関連した「医学的なケアが必要な状態」である可能性があります。


また、消えることはないけれども常にそのような状態が続く場合は、PMSやPMDDではないほかの原因が隠れている可能性もあります。


そのような方もお気軽に岡崎メンタルクリニックへご相談ください。


■産婦人科と心療内科、どちらへ行くべき?それぞれの違いと選び方


「生理の悩みなら産婦人科」「心が苦しいなら心療内科」というイメージがありますが、実はそれぞれ得意とするアプローチが異なります。


◎産婦人科

産婦人科では主に、女性ホルモンの変動をコントロールする治療を行います。


  • 受診目安となる症状


胸の張り、腹痛、むくみ、頭痛といった「身体症状」がメインの場合


  • 主な治療


低用量ピルなどを用いて排卵を抑制し、ホルモンの変動をなだらかにします。避妊を希望している方や、月経困難症(生理痛)も併せて改善したい方に向いています。


◎心療内科

心療内科や精神科では、ホルモン変化によって引き起こされる「脳内の神経伝達物質の乱れ」を整える治療を行います。


  • 受診目安となる症状


制御不能な怒り、激しい落ち込み、絶望感、不安感といった「精神症状」がメインの場合


  • 主な治療


少量の抗うつ薬(SSRI)や漢方薬を用いて、心の安定を司るセロトニンの働きを助けます。カウンセリングなどを併用することもあります。


心の状態が深刻で、日常生活や人間関係に支障が出ている方、PMDD(月経前不快気分障害)の疑いがある方に向いています。


迷った際は、「体がしんどい」が主なら産婦人科、「心が制御不能でつらい」なら心療内科という基準で選んでみてください。


当院のような心療内科でも、身体症状を含めた総合的な相談が可能です。


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■ 心療内科で行うPMS・PMDDの治療内容


「精神科や心療内科はハードルが高い」と感じるかもしれませんが、PMDDは脳内のセロトニン系の機能異常が関係していることが解明されており、お薬による治療が効果を発揮しやすいケースも多いです。


  • SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)


PMDDの精神症状を劇的に改善させる第一選択薬です。毎日飲む方法だけでなく、症状が出る期間(排卵後から生理まで)だけ服用する「間欠投与」という選択肢もあり、副作用を抑えながら効率的に治療できます。


  • 漢方薬(抑肝散など)


「抑肝散(よくかんさん)」は、高ぶった神経を鎮め、怒りやイライラを抑えるのに適しています。体質に合わせた漢方を併用することで、心身の緊張を和らげる効果が期待できます。


  • 生活の記録(メンタルログ)


症状の日記をつけることで、自分のリズムを客観的に把握します。「今は時期だから仕方ない」と割り切れるようになるだけでも、心の負担は軽くなります。カウンセリングなどで振り返りを行うこともあります。


■ 自分の「つらさ」を我慢せず岡崎メンタルクリニックへ


「病院に行くほどではない」と我慢を重ねることは、あなた自身だけでなく、周りの大切な人との関係にも影響を及ぼしてしまうかもしれません。


生理前の自分に振り回されているのなら、受診のタイミングかもしれません。


愛知県岡崎市にある岡崎メンタルクリニックでは、自分らしく過ごせるよう、適切な治療法を一緒に考えていきます。一人で悩まず、お気軽に相談へお越しください。


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